腎盂腎炎とヤングケアラー
今日も元気にお仕事する気マンマンだったのに、なんと深夜に高熱が出たため、朝から病院にいく羽目になってしまいました。
繰り返す腎盂腎炎
熱を出したのは子供じゃなくて、私です。年に1回位かかってしまう腎盂腎炎で、39度の熱ががーっと上がって、朝には引きます。
これ、朝に熱が下がったらだるいけどうごけるのが特徴です。ちなみに、そのままにしてしまうと、あとで大変なことになります。
はじめてなったときのこと
はじめてなったのは、10年前です。
熱が出てから、なんと1ヶ月ほどがまんしてしまい、入院することになったんです。熱が夜だけだから、出動できちゃうんですよね。
当時は仕事がとっても忙しくて、私自身のスキルも上がっていく実感があり、働くのが超楽しかったんですね。
決まって夕方からだるさと体の痛みが出てくるけど、痛み止め飲めばなんとか終業までしのげるくらいのもので。
家に帰って寝る頃になると熱が出る、みたいなかんじ。
症状もだんだん重くなるから、結構我慢できてしまうんですよね。水からゆっくり茹でられるってこういうことか!と思いました。
あ、上記は10年前だったから出来てしまった愚行であって、今はすぐ、「熱が出そう!」と気が付きたら秒で病院に行きます。
みなさんも、繰り返すしつこい熱は病気の可能性大ですので、迷わず病院へ行ってください。私みたいに、繰り返すようになっちゃいます。
今日もすぐ病院にいったけど
病院はめちゃ混んでいました。時間の予測がつかないとのことで、自宅で待機。
待っている間も、三男をお腹にのせて寝て過ごしていました。掃除機がけだけして、洗い物も後回し。
でも、寝ても寝ても呼び出しが鳴りません。(おやおやー)と思って病院に電話すると、今日は処置が多くて全然まだまだ順番が回ってこないとのこと。
午後2時には三男の在宅酸素の機械点検があるため、そのまま午後イチの診察に順番をずらしてもらいました。
ただ、腎盂腎炎って、なったことある方はわかると思いますが、ほんとは結構きついです。10年前も、ドクターに「なんでガマンした?!」と驚かれました。
病院で点滴を打ってもらうつもりでいるので、影響しては困ると思って市販薬を飲まずに耐えていたこともあるんですが。
今思えば、カロナールくらい飲めばよかったわ。
やっと点滴。助かった
午後に病院へ行くと、予想外のVIP待遇。(酸素の点検をどーしても終わらせたかったから、午後イチの診察はこちらとしても都合がよかったのですが)
サクサクと点滴まで終わり、処方薬もFAX済ですぐ受け取れて、助かりました。
点滴すると、3時間もすればいつもどおり動けるくらいに回復します。今日も紙媒体の仕事を8割型出来たし、明日には住宅記事に取りかかれそう。
やっぱり早く病院行かないと、ほんとにだめですね。皆さんはこんなことないとは思いますが、お気をつけ下さい。
ヤングケアラーについて考えちゃう
ヤングケアラーという言葉を知ってから、長男が(最近は二男も)ものすごくお手伝いしてくれることを、悪いことに感じ始めまして。
ヤングケアラーとは、
ヤングケアラーとは、通学や仕事のかたわら、障害や病気のある親や祖父母、年下のきょうだいなどの介護や世話をしている18歳未満の子どもを指す[1]。wikipediaより
ということです。
実はうちの三男は障害手帳所持者でして(回復見込みありですが)。それで私がうちにいてウェブライターをしてるっていうわけなのですが、長男二男のお手伝いは家事だけじゃなくて、三男の育児にも及んでいます。
おむつ替えたり、だっこや膝に乗せてあやしたり、ミルクあげたり。どれも率先してやるので、私はニコニコ見守るだけ。
赤ちゃんが寝落ちする前特有の愚図り泣きも、みんなで耐えて、無事寝たら布団をかけて、「かわいいねぇーー」とニンマリ寝顔を覗き込んでいます。
これが悪いことと思っていなかったのですが、
介護のために学業に遅れが出たり、進学や就職を諦めたりするケースもあるといい、実態の把握が急がれているwikipediaより
先程wikipediaから引用した文章は、こんなふうに続きます。
で、私は「うちのお手伝いがエスカレートすると、ヤングケアラーになるの?」と、クエスチョンまみれになっているというわけ。
いずれ私も復職し、共働きに戻ればあり得るのかも。もっと大きくなった長男と二男に、家事や育児の手伝いをもっと科し、それが当然として、子供の権利を剥奪していることに気が付かない……。
こ、怖すぎる未来です。
ヤングケアラーの大きな特徴は、子供自身が負担を強いられていることに気づかないことらしい。成長して振り返ると、「自分はヤングケアラーだった」と気づく。
いやー!そんなの困るー。
ヤングケアラーとお手伝いに境界はあるの?
でも、みんなで暮らす家のことを、できる人がするっていうのは、自然なことじゃないですか?
別に、家事なんかちょっとググればやり方はたんまり表示されるし、これからは男の子も家事育児ができなくては!と必要以上に力んで教え込まなくたって、一般的な家事なら誰にでも出来るようになるものでしょう。(細やかな完璧家事は別かもしれませんが)
だから、うちで展開されているお手伝いは躾として何かを教え込んでるわけではなく、誰かに何かを押し付けるのはなんか変よね!という生活のスタンスの現れだ、と思っていたのですが。
ヤングケアラーを知ってから、ほんとうに迷っています。
お手伝いとヤングケアラーって、どこが境界線なのかしら。
あ、気がつけばまた深夜に。ねます!
では、また。